現在の仕事内容

当社の施工管理には、建築施工管理と設備施工管理があります。
私が担当している設備施工管理では、主に電気・配管・空調・機械・通信・消防施設の設備工事を管理する役割を担っており、建築施工管理でも同様ですが、工程・品質・安全・原価管理が主な業務となります。
また、協力会社とのやり取りや進行管理も重要な仕事の一つです。
ここ最近は、市場の急成長やそれに伴うインフラの老朽化などで設備を見直したいといったご相談が増えてきていることから、設備施工の需要が増えてきています。

印象に残っている案件

全ての案件が印象に残っています。例えば、空調改修、トイレ改修、大規模修繕工事などさまざまな工事を行いますが、改修工事で重要な事は竣工図の確認です。新築はゼロからスタートで計画通りに進めていきますが、改修工事の場合は現場ごとに条件が変わってくるので、現地で確認した中で改善策を見付ける事が大切です。当時の設計図と実際が異なっていることも多く、ひとつひとつ手探りで図面を書き直すこともあるので、大変な記憶も多くあります。
また、設備施工では配管工事、空調機具改修など多くは人が動く施設内での作業になるため、周囲に迷惑がかからないよう細心の注意を払う必要があり、さらに場合によっては昼間では出来ない作業も多く、土日や夜間作業もあります。辛い時もありますが、新築と比べると改修工事は短いスパンでの仕事が多いので、さまざまな現場を経験することができ、その場所によって建物の形状や条件の違いを発見する楽しさがあります。その際には裁量を持って仕事ができるので多くの経験を積むことができ、やりがいを感じやすいです。

仕事において重要なこと

コミュニケーションと責任感を持った行動を心懸けることです。
コミュニケーションに関しては、一緒に働く方の年代もさまざまですし、当社は協力会社さんにお願いする立場でもありますので、相手に分かりやすく伝える力が重要になってきます。
責任感に関しては、仕事に対して責任感と興味を持つ事で、知識向上にも繋がり仕事がスムーズに進むと思います。当社は若手から活躍できる場でもあるので、分からないことがあれば自ら進んで積極的に上司や先輩に聞いて経験を積んでほしいです。
自分は人見知りかも…と思われている方でも、当社に入れば自然とコミュニケーション能力がつくようになりますのでご安心ください!

やりがいを感じるとき

改修ならではの工夫が必要な問題を解決した時にやりがいを感じます。
竣工当初と実態が異なることがあるため、実際に解体することで見えてくることもあります。場合によっては図面の書き直しや解決策をお客様へ提案しなくてはなりません。
建物の見た目だけでなく、先々のメンテナンスも視野に入れた提案をするので、お客様に寄り添った課題解決を模索するのは難しさを感じる部分もありますが、乗り越えた先でお客様が仕上がりをご覧になり満足をしていただけた時はとても嬉しく思います。

S・BLCのここが強み!

当社で管理を行っている物件の場合、先々のリニューアルを視野に入れた工事を受注できるため、一連の流れを経験、ノウハウを高めることが出来るのが特徴です。
加えて、清水建設グループですので、世間一般への認知度もあり案件、依頼共に多く受注いただけます。
案件、依頼に対して清水建設より技術的な面や情報を幅広く共有されることで、自分の能力向上の後押しになる素材が揃っている事が強みだと感じます。